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オートボーイシリーズの廉価ヴァージョンだったスナッピイ50。そのスナッピィ50のモデルチェンジのような形で発売されたのが本機でした(本機と同時に発売された固定焦点のスナッピィSとボディを共有していました)。オートボーイシリーズとしては初めてとなるレンズの突起をなくしたスマートなデザインで、ポケットにもすんなり入る手軽さを備えたカメラでした。たばこのセーラムライトやライトビールのペンギンズバーと一緒に写っている広告写真がかつて「CANON CAMERA MUSEUM」にありましたが、まさにバブル景気突入期の当時、巷ではLITE=LIGHTな感覚が流行っていました。
オートフォーカスも露出も当時の中心機種だったオートボーイ2に比べて簡略化され、レンズはF3.5の3枚玉が採用されていました。機能的に面白いのは、フラッシュの引き出し具合によってマクロモードになったこと。フラッシュを発光させて被写界深度をかせぐことによって45cmまで寄って撮ることができました。 このカメラの写りの印象は、その名前のせいか何となくライトな感じがしました。ライトと言っても、決して「軽薄」という悪い意味合いではなく、「軽快」という良い意味合いでのライトです。3枚玉らしさはあまり感じませんが、必要にして十分なクォリティは確保していると思いました。余談ですが、minocatは二人の息子達に初めてカメラを与えるにあたって、シンプルでコンパクトな本機を選びました。下のサンプル写真の2つのSLのカットは、そのときにminocatの長男が撮ったものです。 |
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![]() ![]() オートボーイ・ライトにはこんなレッドモデルもありました d(・o・) | |||
シャッター:電子制御プログラム式(1/40〜1/250秒) / 受光素子:SPC ピント合わせ:(赤外線アクティブ式・4ステップ) / フラッシュ:あり(GN9・手動・スライド) 電源:単4型乾電池×4 / サイズ:123×68.7×49.6mm / 重量:約265g(電池込み) | |||
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