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本機はキヤノネットシリーズの2代目にあたるキヤノネットSをベースに、QL機構(Quick Loading=フィルムの簡易装填方式)を追加したものでした。外見的には刻印と、QL機構により背面が膨らんで厚みが1mm増えただけなのですが、見た目の印象はそれ以上にグラマーな感じがしました。
当時キヤノンが採用したこのQL機構の作りは複雑で、なによりも登載によってカメラが大幅に重くなってしまいました(キヤノネットS=750g→本機=830g)。巻き上げが電動化されて以降は、フィルムを置いて裏蓋を閉めるだけでOK・・・というのが当たり前。なので「複雑怪奇なQL機構っていったい何???」と思わざるをえません (^o^; 複雑怪奇(?)なQL機構とその説明シール ![]() ![]() |
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シャッター:COPAL SV(B・1秒〜1/500秒のシャッター速度優先AE/マニュアル) 受光素子:CdS / ピント合わせ:二重像合致式 / フラッシュ:なし 電源:HP型水銀電池×1 / サイズ:140×79×67mm / 重量:約830g | |||
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