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1960年代末期から1970年代にかけての、まさに我が国のファミリーカメラの定番中の定番とも言うべきコニカC35シリーズの2代目のモデルです。C35の“C”は、まさしくCompactのCで、愛称は1968年12月に発売された初代機と同じで「ジャーニーコニカ」。見た目は初代とまったくと言っていい程同じですが、フラッシュをアクセサリーシューに差し込むとシャッター速度が1/25秒になり、更に鏡胴のリングをフラッシュのガイドナンバーに合わせておけば、被写体までの距離に応じて自動的に絞りが変化するフラッシュマチック機構が働くように改良されました(シンクロソケットを使う場合はアクセサリーシューに何か板状のものを噛ませる必要がありました)。初代、本機ともに無駄なく上手くまとまった実に良いスタイルをしていると思います。
このカメラはこれほど小型であるにもかかわらず距離計を内蔵し、採光式のファインダーの中でそのときの明るさに応じた絞りとシャッター速度の組合せを針によって確認することができました。プログラムAEオンリーのファミリーカメラとはいえ、カメラが選んだ露出が判るというのは使っていてとても安心感がありました。 このカメラの写りに本気でケチをつける人はまずいないでしょう。シャープ過ぎず甘過ぎず、色もニュートラルでとても素直な描写だと思います。ボケもそれほど荒れていませんし、家族でのお出かけスナップを撮るには十分すぎるクオリティだと思いました(minocatはこの辺のカメラと出会ってから、それまでメインだったAF SLRの出番が極端に減りました)。 |
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シャッター:COPAL B MAT(B・1/30秒F2.8〜1/650秒F16) / 受光素子:CdS ピント合わせ:二重像合致式 / フラッシュ:なし / 電源:H-C型水銀電池×1 サイズ:112×70×52mm / 重量:約360g | |||
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