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AFテレに続き、ミノルタとしては2番目に発売した2焦点カメラです。焦点差は押えられていますが、かなりコンパクト化されていました。電気エネルギーを機械エネルギーに変える圧電素子、バイモルフをシャッターに使用して、部品点数を少なくしたことによって小型軽量化したと、当時のMOOKで紹介されていました(「ふぅ〜ん」としか言えませんでしたが・・・)。フラッシュは自動発光ですが、強制発光やキャンセルはできませんでした。CR-P2リチウム電池の他に、4本も必要とはいえ単4型乾電池も使えたのがminocat的には評価できました。
本機にはオートクローズアップモードと言うのがありました。これはオートフォーカスの最短撮影距離の0.75mより被写体が近いと自動的にフラッシュが発光し、被写界深度を稼いで0.52m(35mm時)まで撮影可能とするものでした(50mm時は0.62m)。レンズは正面から覗くと妙に透明で安っぽく、コーティングのコの字も感じませんし、どう見てもプラスチックとしか思えませんでした。 このカメラの写りは、良くも悪くも“必要最低限”という感じがしました。それは、輪郭が甘くダルい感じの写りで、色合いも別にこれと言った特徴が感じられないのですが、かと言ってラボで普通にL判に焼く分にはまったく問題ない写りにも思えたからです。ちなみにロングセラーを続けた5m防水のウェザーマチック・デュアル35は、本機をベースに防水処理を施したものでした。かつてminocatもウェザーマチック・デュアル35を使ったことがありますが、そう言えばそのときも写りに対して同様の印象をもちましたっけ・・・・。ちなみにこのマック・デュアルQDは、試写した後に職場の先輩にあげちゃいました。 |
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レンズ:MINOLTA LENS 35mmF3.5(3群3枚)/50mmF5.6(5群5枚) シャッター:電子式プログラムシャッター(1/40〜1/150秒) / 受光素子:CdS ピント合わせ:オートフォーカス(赤外線アクティブ方式・6ステップ) フラッシュ:あり(固定・自動発光・強制発光不可・キャンセル不可) 電源:CR-P2リチウム電池×1または単4乾電池×4 サイズ:132×69.5×54.5mm / 重量:約290g | |||
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