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外見上は35DCをベースにして38mmF2.8のレンズを搭載した、言わば35ECRの後継機でした。しかし、確かに外見は良く似ていますが、35DCは機械式シャッター、本機は電子(セイコーESF)シャッターなので、中身はだいぶ違うものでした。35EC系のスタイルはオリンパス独特のものでしたが、本機はごく普通の形のフィルム巻上レバーとごく普通の形のフィルム巻戻しクランクが上面のごく普通の場所にあり、セルフタイマーも普通の形状のレバーが普通の位置(鏡胴の横)に付いたことにより、これまでの外見上の個性を失ってしまいました。唯一他と違うのは前面のオレンジ色のランプ。これはシャッターボタンを押すと上面、ファインダー内部と合わせて3ヶ所で点灯して、バッテリーが十分であることを表す・・・はずでしたが、minocatの家にいるのは内部の配線が切れていてバッテリーが十分でもこれらがまったく点きませんでした(^^;
35EC系、35DCと同類とあってこのカメラもプログラムAEオンリーに割り切っていました。写りは、シャープさでは35EC系よりも一歩後退したように感じましたが、それは35EC系が極めてシャープなのであって、こちらの方が普通だったのではないでしょうか? 多くのメーカーの一連の38mmF2.8レンズを搭載したカメラはどれも良く写りますが、本機の写りも非常にクオリティが高いと思いました。 minocatはこのカメラを味の素スタジアムのフリマでゲット。出逢ったときは真夏の直射日光を浴びて手に持てないほど熱くなっていました。シャッター(兼絞り)羽根が油で貼りついていたのでベンジンで洗浄。バッテリーチェックランプはまったく点灯しないものの、撮影のための基本的な機能は完璧に作動していました。 |
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シャッター:SEIKO ESF B(4秒F2.8〜1/800秒F13) / 受光素子:CdS ピント合わせ:二重像合致式 / フラッシュ:なし / 電源:HM-N型水銀電池 ×2 サイズ:114×70×51mm / 重さ:約410g | |||
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