|
|||
ここは大きな文字サイズのページです。 標準サイズの文字でご覧になりたい方は こちらをクリック ! | |||
![]() ![]() |
このカメラは生活防水(JIS保護等級4級=いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない)を備えており、いかにもレジャーカメラといった明るい外観が特徴でした。minocatは把握していませんが、いくつかのカラーバリエーションがあったようです。ピントは固定になっていましたが、調べてみたら4ステップと簡略化されているとは言え、露出はプログラムAEでした。TOY CAMERAルームに入れようと思って浦和のリサイクルショップから連れて来たのですが、そんなわけでこちらのRICOHルームに入れました。
操作部分は少なく、デート関連を除くとパワー兼用のレンズのスライドバリアと大小3つのボタン(@シャッター、Aセルフタイマー、Bフィルムの途中巻き戻し)、そして当時の流行だったパノラマ途中切り替えスイッチしかありません。内臓フラッシュは自動発光のみで、強制発光やキャンセルはできませんでした。 このカメラのレンズの設定距離は意外と近く、試写したほとんどのカットで遠景がぼやけていました。かなり無理をして褒めるとすれば、ホワッとした柔らかい写りと思えなくもありません。しかし、裏を返せばそれはシャープさが感じられない芯のない描写とも思えました。4段階の露出調節のうち、1/100秒F11のときは良いのですが、それ以外はかなり甘い写りという印象を持ちました。しかし、L判でしか焼かないのであれば、水辺や雨天時でも気にせずラフに使えた本機は、お気軽スナップカメラとして好適だったのかもしれません。ちなみにこのカメラをベースにフラッシュの赤目軽減機能を加えたLX-55W DATEが同じ値段で1994年10月に発売されました。 |
||
シャッター:プログラム(1/50秒F4.5・1/100秒F4.5・1/50秒F11・1/100秒F11) 受光素子:CdS / ピント合わせ:固定焦点 / フラッシュ:あり(固定式・自動発光) 電源:単3型乾電池×2 / サイズ:123×67×52mm / 重量:約260g | |||
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | |||
![]() |
|||
![]() |
|||