BEAUTY CANTER

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BEAUTY CANTER
BEAUTY CANTER
このカメラは、つつじの開花に合わせて毎年開催されるイベントに行った際に、たまたま覗いた会場の近くの大手量販カメラショップで出逢いました。ケースから出してもらって確認したら、分解した形跡があり、ファインダーは辛うじて二重像が見えるという状態。しかしシャッター、絞り、巻上げの各動作は異常が無さそうだったので連れて帰りました。

minocatにとってはライト・O・マチックIIIにつづく2台目のビューティー(太陽堂光機)のカメラ。正面から見るとファインダーブロックの部分が盛り上がった凸型。真上から見ると前後に膨らんだ12角形というコロッとした感じのスタイル。シャッターボタンはファインダーの凸部とフィルム巻上げレバーの間の狭いところにあり、しかも小さいので少々押しにくく感じました。このカメラは、レンズが45mmでF1.9とF2.8の2種類がありましたが、minocatのところに来たのはF2.8のほう。レンズを覗くと絞り羽根は10枚! シャッター速度はB・1・1/2・1/5・1/10・1/25・1/50・1/100・1/250・1/500。距離はメートル表示が無くフィート表示のみ。
このカメラの写りですが、分解による影響は感じられず、まずは一安心。とても穏やかな感じでminocat的には好感が持てました。WEBでF1.9モデルの英語版の取扱説明書もゲット。

発売:1957年 / 当時価格:不明 / レンズ:CANTER 45mmF2.8(4群6枚)
シャッター:COPAL MXV(B・1秒〜1/500秒) / 受光素子:なし
ピント合わせ:二重像合致式 / フラッシュ:なし / 電源:不要
サイズ:126×84×72mm / 重量:約700g