FUJI HI! MICKY MOUSE

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FUJI HI! MICKY MOUSE
FUJI HI! MICKY MOUSE









これぞ正真正銘のオモカメ、フジのハイ!ミッキーマウスです。フジは1983年に東京ディズニーランドが開園してから、そのオフィシャル・スポンサーということもあって、たびたびミッキーマウスを用いたカメラを発売しています。最初のポケットフジカ・ミッキーマウスのみ110判でしたが、それ以降は35mm判になり、35mm判の初代ミッキーマウスがPICPAL、2代目のミッキーマウスDL-7はその名の通りDL-7を基にしており、3代目にあたるこのハイ!ミッキーマウスはBENEを基にしていました。
▼ ポケットフジカ・ミッキーマウス/ミッキーマウス ▼
POCKET FUJICA MICKY MOUSE/MICKY MOUSE
▼ ミッキーマウスDL-7/BENE ▼
MICKY MOUSE DL-7/BENE
■ ポケットフジカ・ミッキーマウス
  (110判/発売:1983年3月)
  レンズ:FUJINON WIDE 20mmF4(3群4枚)
  シャッター:1/80・1/320秒(2速)
  当時価格:18,000円
■ ミッキーマウス(PICPALベース/発売:1986年7月)
  レンズ:FUJINON 40mmF8(構成?)
  シャッター:1/125秒(単速)/当時価格:12,500円
■ ミッキーマウスDL-7(DL-7ベース/発売:1987年11月)
  レンズ:35mmF8(3群3枚)
  シャッター:1/100秒(単速)/当時価格:9,100円
■ ハイ!ミッキーマウス(BENEベース/発売:1990年5月)
  レンズ:35mmF9.5(構成?)
  シャッター:1/100秒(単速)/当時価格:5,800円
こうして見ると、110判のポケットフジカ・ミッキーマウスは別として、35mm判の3つは代を追うごとに、より安く、より簡素化されてよりおもちゃっぽくなっていくのがわかります。

minocatはこのカメラで撮ったネガをスキャンして画面で見たとき、80万画素程度のデジカメで撮った画像に似ているという印象を持ちました。デジカメほど色の冴えはありませんが、それでもそこそこに解像しているのでサービスサイズ(L判)程度であれば結構いけると思いました。被写体によっては糸巻き型の歪曲が顕著に現れましたが、それもまた"オモカメの味"として笑って楽しんじゃいました。。。(^o^)

発売:1990年5月 / 当時価格:5,800円 / レンズ:35mmF9.5(構成未調査)
シャッター:単速(1/100秒) / 受光素子:なし / ピント合わせ:固定焦点
フラッシュ:あり(手動・固定)/ 電源:単3型乾電池×2(フラッシュ用)
サイズ:130×74×44mm / 重さ:約161g