KONICA 撮りっきりコニカ MINI
Wai Wai WIDE

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Wai Wai WIDE
Wai Wai WIDE
minocatがお世話になっていたJFC(Japan Family Camera会)でも発売時に話題になったWaiWaiワイドです。発売時の正式名称は「撮りっきりコニカ MiNi 自分撮りもできる WaiWaiワイド 27枚撮りフラッシュ付」という長いものでした。周知のとおりこのレンズ付きフィルムの一番の特徴は17mmという超ワイドレンズの採用で、それによってピントの合う範囲も40cm〜∞と極めて広いものでした。浦和のリサイクルショップで異常に安い値段が付いているのを見つけて「ラッキー!」とばかりに買ってみました(勿論未使用品です、あれは絶対に値段の貼り間違い!)。ちなみに本機の売りにもなっていた「自分撮り」は、minocatにとってはどうでも良いことでした。

ボディの形状は通常のレンズ付きフィルムの横に更にグリップを足したみたいで、妙に横長になっていました。これは画角が17mmと極めて広いために、持つ指の写り込みを防ぐためで注意書きもされていました。レンズの周囲が鏡面になっているのは自分撮りの際に大まかな撮影範囲を映すためのもので、「自分撮りナビゲーションミラー」という大仰な名前が付いていました。使われているフィルムはCENTURIA ズームスーパー800で、フラッシュ光の到達距離は0.4〜2.5mとなっていました。

レンズ付きフィルムなので勿論写りのクォリティについて云々言うのはナンセンス。使ってみて面白ければ◎。安価に入手でき、楽しく撮影してダイソーで100円現像・・・そんな気軽な楽しみ方ができれば良かったのです(←と書いて、minocatはこのWaiWaiワイドに限らず、全てのカメラでこのように楽しんでいたことに気づいた (^^;)。今だから白状しますが、minocatは撮り終えたWaiWaiワイドを解体して中のフィルムだけを抜いて現像に出し、新しいフィルムに詰め替えたこともあります。

発売:2002年9月 / 当時価格:1,600円 / レンズ:17mmF11(2群2枚)/ シャッター:単速(1/100秒)
受光素子:なし / ピント合わせ:固定焦点 / フラッシュ:あり(固定・手動発光)
電源:単4乾電池×1(内臓) / サイズ:134.3×54.4×42.3mm / 重量:約113g(電池込み)